日 時 | 2025年8月31日(日) 8:30〜12:00 |
天 候 | 晴れ |
内 容 |
2025年度新企画のフィールドワークが今年度3回計画され、初回の奥日光フィールドワークは雨天中止となりましたが、第2回となる三番瀬フィールドワークを予定通り実施しました。 連日続くの猛暑の中、8月31日(日)、8時30分に現地で集合確認。参加メンバーは幹事団3名を含め12名の計画でしたが、1名は当日朝体調不良によりキャンセルとなり、11名が集まりました。うち5名は熱心なことに早出しており、集合時にはある程度シギチを観察していました。 準備を済ませて早々に現場に足を運び、先ずは早出組の情報でオバシギ、コオバシギを探すことにします。この日は小潮で既に岸辺近くに潮が寄せており、干潟は比較的近くにあり、浜に降りると直ぐに少数のシギチが見られました。ですがメダイチドリとトウネンだけで、この場所から少し周りを探すと、キアシシギやソリハシシギなどがいました。 その後は、干潟を移動しつつシギチを探し、ある程度見られるとそこで足を止めて観察、こうしたパターンを繰り返します。参加者は11名と少数なので、各人に観察できた種を確認し、シギチの特徴を識別点を幹事が説明したりしました。 この日は、シギチは少数でしたが、オバシギとコオバシギが近くで見られ、その違いと識別点を確認しました。また、メダイチドリとミユビシギが多数見られ、この時期が換羽時期になることから、夏羽から冬羽、その中間羽衣を学ぶことができました。 鳥の数が少なく、猛暑だったこともあり、2時間ほどの観察で現場でのフィールドワークを終え、環境学習館のフリースペースへ移動し、鳥合せとこの日の振り返りを行いました。現場の振り返りでは、シギとチドリの餌の採り方、行動パターンの違い、識別点などを再確認しました。 12時頃には振り返りを終え、現地解散、一部は帰路につき、残った人たちは昼食をとって、帰路につきました。 なお、三番瀬フィールドワークに先立ち、8月23日(土)に「画像による識別勉強会」を誰でも参加できるオープン形式で開催し、担当幹事を含め20名が参加しました。 報告 桑森亮 |
認めた鳥 |
ミヤコドリ、ダイゼン、シロチドリ、メダイチドリ、キョウジョシギ、オバシギ、コオバシギ、(キリアイ)、トウネン、ミユビシギ、ハマシギ、ソリハシシギ、キアシシギ、ウミネコ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、イソヒヨドリ 計21種 ※(キリアイ)は早出組のみが観察した種 |
参 加 者 | 11名 |
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野鳥撮影:深沢順子