日 時 | 2025年6月8日(日) 9:00〜11:50 曇り 無風 気温23.5~25℃ |
内 容 |
早朝は小雨がぱらついていましたが、集合時間には雨が上がり、曇り空で暑さをそれほど感じさせず、ほど良いお天気具合になりました。翌日からは梅雨入りとの天気予報が報道される中で、暑くて、鳥が少ない時期ですが、会員35名と非会員で初参加の方が3名と、思いのほか多くの皆さんが集まりました。 この日は、上沼はヒドリ橋から大井新田の展望デッキまでを往復し、下沼は片山新田のふれあい緑道(通称「お立ち台」)という標準コースで、鳥が少ないが幼鳥が出始めたので観察してみよう、と事前アナウンスし、車9台で探鳥会をスタートしました。 全体的にホオジロが目立ち、葦原ではオオヨシキリが元気に囀っていました。上沼の田んぼに数羽のハシボソガラスがいて、その中に幼鳥も見つかりました。遠くの電柱にサシバがいるのを見つけ、飛び立ったかと思うと近くの電柱に止まり、全員で間近に観察できました。上沼で夏時期には普段見られないミサゴが2羽観察でき、思いのほかの探鳥の始まりとなりました。 下沼では農地でチュウサギなどを確認しつつ、いつもの「お立ち台」で手賀沼の水面を探すと、沼上空にアジサシSPが2羽飛び、なんと杭上にユリカモメが休んでいます。夏時期としてはとても珍しい観察でした。それ以外は水面が静かで、早めに探鳥を切り上げ、11時30分には市役所に戻り、鳥合せを行いました。 この後の振り返りでは、ハシボソガラス幼鳥の観察、冬鳥ユリカモメの観察は珍しいことなどを確認しました。また、探鳥の道中では、コブハクチョウの雛が話題になり、コブハクチョウは近年田んぼを荒らすことから害鳥扱いされるようになっており、増加を抑制する措置がとられているた め、最近は雛を見ることが少なくなっていることなど、意見交換がされました。 報告 桑森 亮 |
認めた鳥 |
コブハクチョウ、カルガモ、キジ、キジバト、オオバン、カイツブリ、ユリカモメ、アジサシSP、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、ミサゴ、サシバ、カワセミ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、オオヨシキリ、セッカ、メ
ジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ 計30種 番外:コジュケイ、カワラバト(ドバト) |
参 加 者 | 38名 |